こんにちは。ファイナンシャルプランナーのTABO(@tabosuuuu)です。
TABOブログでは「好きなことをして生きる」ために「リスクがなく」「あまりめんどくさくない」行動から始めようということをお伝えしています。
あなたはコンビニのATMでお金を下ろすとき手数料について気にしていますか?
だいたい100円〜300円くらいかかるものですが、
100円だしいっかー
と気にせず払ってしまっていませんか?
その小さな積み重ねが「好きなことをして生きる自由な人生」を遠ざけています。
これからあなたに行動してほしいことは以下です。
「銀行に手数料を払わないためにネット銀行口座を開設する」
あなたが銀行にお金を貸してあげている
銀行にお金を預かってもらっていると思っている人はいませんか?
「預金」という言葉があるため預かってもらっていると思われても仕方ありません。
しかし、実態として「あなた」が「銀行」にお金を「貸してあげている」のです。
だからこそ預金額に応じて利子が付くのです。
ここでよく考えてみてほしいのです。
「自分のお金を返してもらうのに手数料がかかるのっておかしくないですか?」
例えば、友達に1万円を貸していて返してもらおうと思ったら、
返して欲しければ手数料100円払えー
と言われたら友達やめたくなりますよね?
ATM手数料を払うとは、友達に貸したお金を返してもらうために「なぜか」100円払わされているようなものなのです。
手数料を払わない方法
多くの人が3大メガバンクやゆうちょ銀行を利用していると思います。
当該銀行のATMで下ろす場合や月に1回だけ手数料無料ということはありますが、コンビニのATMや他行のATMでお金を下ろそうとすると手数料がかかることが多いです。
そこで検討してほしいのが「ネット銀行」の利用です。
ネット銀行は、メガバンクなどに比べると手数料無料の回数が優遇されていることが多く、他にもメリットがあります。
ネット銀行のメリット
ネット銀行の主なメリットは以下です。
- 手数料の無料回数が多い
- 金利が高い
手数料の無料回数が多い
預金額によっても変わってきますが、
- 出金手数料:月に3回〜5回まで無料
- 振込手数料:月に1回〜3回まで無料
なネット銀行が多いです。
金利が高い
メガバンクの金利を知っていますか?
年0.001%です。
つまり、1,000万円預けた場合に1年後100円の利子しか付かないということです。
手数料すら払えません。
お金を貸してあげているにもかかわらずあまりにも低いと思いませんか?
一方、ネット銀行だと0.1%〜0.2%の金利が付くところもあります。
金利が0.2%のネット銀行に1年間1,000万円を預けた場合に2万円の利子が付くということです。
メガバンクとの差は実に200倍です。
2万円という額を大きいと見るか小さいと見るかは人によると思いますが、銀行に置いておくだけでもらえる(=労力をかけずにもらえる)ということが大切です。
なお、利子には20.315%の税金がかかるので、実際受け取れる金額は1万5,900円(0.159%)になります
おすすめのネット銀行
Googleで「ネット銀行 おすすめ」などと検索するとたくさんの比較サイトが出てきます。
これらのサイトを見ているとどれも一長一短があり、
結局どこがいいんだー
と考えることがめんどくさくなり、結局どこのネット銀行口座も開設しなかったこということになりがちです。
そのため、TABOブログではおすすめのネット銀行を3つ紹介します。
これは3つを比較して最適なものを選んでもらうものではなく、3つ全て開設して上手に使い分けてほしいものになります。
しかし、いきなり3つ作ることに抵抗がある人へ向けては、とりあえず1つ開設するのにおすすめのネット銀行を後半で説明しています。
おすすめのネット銀行3つは以下の通りです。
- 楽天銀行
- あおぞら銀行BANK支店
- 住信SBIネット銀行(NEOBANK)
楽天銀行
楽天銀行のメリットは以下です。
- 手数料無料回数が多い
- 金利が高い
手数料無料回数が多い
楽天銀行はハッピープログラムのランクにより無料回数が以下となります。
上記の通り、預金残高が300万円を超えるとATM手数料が7回まで無料となり、他校振込手数料が3回まで無料になりますが、預金残高が10万円だとどちらも1回までしか無料にならないため、残高が少ない人は注意が必要です。
金利が高い
楽天銀行は、楽天証券口座も開設し、楽天銀行と楽天証券の口座を紐づける(=マネーブリッジ)ことで、300万円までの預金ならば金利は0.1%になります。
メガバンクとの差は100倍です。
300万円を超える預金に対しては0.04%の金利となりますが、これでもメガバンクに比べると40倍の差があります。
証券口座も開設する必要がありますが、証券口座にお金を入れたり株を買ったりする必要はないため、リスクなく労力をかけずに0.1%の金利を受け取ることができます。
あおぞら銀行BANK支店
あおぞら銀行BAMK支店のメリットは以下です。
- ゆうちょ銀行での出金手数料無料
- 金利がとても高い
ゆうちょ銀行での出金手数料無料
ゆうちょ銀行で8:00〜21:00にお金を下ろす場合は何回でも手数料が無料です。
他の銀行で下ろす場合は手数料がかかるため利便性は高くありませんが、店舗数の多いゆうちょ銀行で回数制限なく無料であることは大きなメリットです。
金利がとても高い
あおぞら銀行BANK支店では、通常の普通預金にお金を入れておくだけで0.2%の金利が付きます。
金利アップのために証券口座を開く必要があるネット銀行が多い中、通常の普通預金で0.2%の金利が付くのは本当にすごいことです。
住信SBIネット銀行(NEOBANK)
住信SBIネット銀行(NEOBANK)のメリットは以下です。
- 手数料無料回数がとても多い
- キャッシュカードを持ち歩かなくて良い
手数料無料回数がとても多い
住信SBIネット銀行はスマートプログラムのランクにより無料回数が以下となります。
ランク3,4にするためには様々な条件が必要なため多くの人にすすめられるものではありませんが、ランク2でしたら誰でも簡単になることができるため誰でも手数料を月5回まで無料にすることができます。
ランク2にするためには、スマート認証NEOというサービスに登録する必要があります。
登録と言ってもお金がかかるものではなくむしろセキュリティを高めてくれるため、登録しない理由がないサービスです。
キャッシュカードを持ち歩かなくて良い
住信SBIネット銀行にはアプリでATMというサービスがあります。
アプリでATMは、スマホに専用アプリを入れておくことで、キャッシュカードがなくてもセブンイレブンとローソンのATMでお金を下ろすことができます。
もちろん、ランク2であればアプリでATMの利用も月に5回まで無料になります。
最近は財布を持ち歩かない人も多いため、持ち歩くカードが1枚減ることにメリットを感じる人も多いのではないでしょうか。
ネット銀行の使い分け
今回、おすすめのネット銀行として、
- 楽天銀行
- あおぞら銀行BANK支店
- 住信SBIネット銀行(NEOBANK)
の3つを紹介したので、おすすめの使い分けを紹介します。
普段使いには住信SBIネット銀行(NEOBANK)
普段使いには「住信SBIネット銀行(NEOBANK)」を使いましょう。
預金残高によらずにATM手数料および他校振込手数料が月に5回まで無料になり、キャッシュカードを持ち歩かずともお金を下ろすことができるので、普段使いに最適です。
楽天サービスの利用には楽天銀行
楽天サービスの利用には「楽天銀行」を使いましょう。
TABOブログでは以下の楽天サービスをおすすめしています。
- 楽天カード
- 楽天ふるさと納税
- 楽天証券
ポイント還元率アップのメリットもあるため、これらのサービスの利用には楽天銀行を使用しましょう。
貯蓄用にはあおぞら銀行BANK支店
貯蓄用には「あおぞら銀行BANK支店」を使いましょう。
条件のない普通預金で金利が0.2%というのは他行を圧倒するメリットです。
手数料無料で下ろせるのはゆうちょ銀行でのみとなりますが、貯蓄用と割り切れば頻繁に下ろす必要はないため影響はありません。
1つの銀行に預ける預金額の上限
この記事を読んで、あおぞら銀行BANK支店に全財産を入れる人がいるかもしれないのでお伝えしておきます。
1つの銀行に預けるお金は最大でも1,000万円までにしてください。
どこの銀行もそうですが、銀行が潰れるリスクというものが存在します。
そのために「ペイオフ」というセーフティ制度が基本的にどの銀行にも備わっています。
ペイオフというのは、もしもその銀行が潰れた場合でも預金額1,000万円とそれに付いた利子が保証されるというものです。
ネット銀行など、新しい銀行にお金を入れる際は1,000万円までということを意識しておいてください。
おわりに
今回、銀行に手数料を払わない方法として、以下3つのネット銀行を紹介しました。
- 楽天銀行
- あおぞら銀行BANK支店
- 住信SBIネット銀行(NEOBANK)
なお、TABOブログでは3つのうちのどれかを使うことをすすめているわけではなく、3つを上手に使い分けることをすすめています。
しかし、いきなり3つも銀行口座を作りたくないという人もいると思うので、とりあえず1つのネット銀行口座を作る場合は楽天銀行にしてください。
無料回数、金利、他の楽天サービスとの相性を考えると、1番汎用性が高いです。
ネット銀行を利用することで、今後あなたに意識してほしいことは、
- 貸してあげているお金を返してもらうために手数料は払わない→払わなくていいものは払わない
- 貸してあげているのだから金利はできるだけ高くしてもらう→もらえるものはもらう
ということです。
上記を実施することで得られる金額は、年間数千円程度かもしれませんが、労力をかけずに得られるということに重点を置いてください。
これからも、もらえるものはもらう、払わなくていいものは払わないということを意識して、時間的にもお金的にも賢く生活していきましょう。
そういった小さな行動の積み重ねが、お金のために働かない好きなことをして生きる自由な人生に繋がるのだと私は信じています。
他にもおすすめの行動として以下を紹介していますので、ぜひこちらも行動してみてください。
【現金を使うのをやめる】
【光熱費を下げる】
【ふるさと納税をする】
最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた。